こんにちは。てまりんです。
『言ってはいけない 残酷すぎる真実』
橘玲著
3の続きです。
さて、この本は3章立てになっていると書きました。
正直なところでは、Ⅰが一番興味を引きますね。
もしよろしければ、Ⅰについては2、3をご覧ください。
「言ってはいけない 残酷すぎる真実」2 - temarine’s blog
「言ってはいけない 残酷すぎる真実」3 - temarine’s blog
Ⅱは、美醜で生涯賃金が変わるという話。
美人の方が、感じよい方がよい評価を得られて、収入も高くなるよねと言うようなことがエピデンスを交えて書かれています。
それはさておき、コラムの中で、男女それぞれのグループ同士付き合いになるから、共学のほうが女子は体の関係を拒みにくい、という 説が披露されています。ある一面ではそうかもしれませんが、偏っていていかがなものかと思いました。
Ⅲでは、親のしつけより友人関係のほうが、成長に影響をもたらす分野があるという話。
そう考えると、その分野では親ができることは少ないが、朱に交わればの如く、なるべくいい環境を与えることが大切なのだろうとなります。
これは、Ⅱの共学の方が…という話に通じますね。
友人関係は遺伝子を凌駕するほど、人生を左右するものかもしれません。
友人関係は、ある意味運が大きいことから、ここで遺伝子から逃れられるのか?
がしかし、やはりもって生まれた嗜好から友人を選びますよね。
つまりは遺伝子。
やっぱり遺伝子。
だって、全然育てていない、たまに会った親戚の子供、考え方が似ていて面白いもの。
どうやって生きていくのか、話していると話題も尽きずで面白いですね。
はっきり言って、夫よりわかりあえる気すらしてしまいます。
これこそ言ってはいけないことかもしれませんが、言ってしまう。
言ってはいけないけど、夫婦という甘えから言ってしまうのか。
遺伝子、夫婦、子ども、親戚の子ども、実家、婚家、友人…。
なんて、考えさせられた1冊でした。